膵島移植

2000年に膵島移植によるインスリン離脱を、カナダの医療グループが発表後、世界的に臨床例が増加しています。
日本では、2004年から京都大学において始りました。
2006年には、膵島移植のよりよい環境のため、中日本に拠点をつくることを目指し、藤田保健衛生大学膵島移植チームが結成されています。

現在、膵島移植実施に向け準備中で、すでに膵島移植外来は開始されています。



生体ドナー膵島移植について


京都大学が、生体ドナー膵島移植で、世界初の成功をしました。
生体膵島移植は腹腔鏡ドナー手術で、膵臓の半分を摘出して膵島を分離し、点滴で移植します。
生体膵島移植のドナーは、3親等以内の親族あるいは夫婦間です。

生体膵島移植のドナーは65歳までの高齢者でも、提供の可能性があります。
生体膵島移植が可能な年齢は、15歳以上ということです。



心停止ドナー膵島移植について


移植といっても様々な方法があります。
中でも、膵島(ランゲルハンス氏島)移植という方法があります。

これは提供者(ドナー)の膵島を膵臓から摘出して、患者に移植することです。
この移植手術を受けるには、膵島を提供してくださる、ドナーが必要になります。
これは提供者(心停止ドナー)の「命の贈り物」だということです。

膵島移植は、1回より複数回行ったほうが効果が高いとされています。
国内では、3回まで優先的に受けることが出来ます。

しかし、膵島移植で期待された、インスリンからの脱却は、現在血糖値の安定化が目的になっています。
それでも、インスリンの量は移植前より格段に減り、低血糖や合併症への不安が薄らいでいます。